宿星 | 天間星 | 順位 | 4位 |
登場 | 15回 | 入山 | 19回 |
他の呼び名 | 一清先生(道号・15) 公孫勝大郎(15) 清道人(53) | ||
出身地 | 薊州(15) | ||
年齢 | |||
家柄 | 親族 | 老母(42) | |
義兄弟 | |||
入山前 | 道士(15) | ||
身長 | 8尺(15) | 得物 |
・松紋の古銅剣(15)(道術を起こす際に使用する) ・刀(20) ・雌雄二振りの銘刀(42) |
容貌・風貌 |
・風貌堂々として、いかにも曲者らしい面構え(15) ・ふたつに結ったびんずら(15) ・色の白い脚(15) ・八字の眉、杏子のような眼。四方の(四角い?)口、ぶしょうひげ(15) | ||
性格・人物像 |
・幼年の頃から田舎で槍棒をたしなみ、諸般の武芸をこなす(15) ・超俗の人(53・呉用いわく) ・羅真人のいちばんの高弟で、羅真人が手元からはなさない(53) ・弱年のころから天下をさまよい歩き、多くの好漢たちとまじわりをむすんできた(53) | ||
特技 |
・槍棒(15) ・一派の道術に通じていて(15)、 方術の心得がある(20) | ||
入山後の持場・職分 |
【持場】 →忠義堂(60)(相役:宋江・呉用・花栄・秦明・呂方・郭盛) →正殿の西の棟(71)(相役:盧俊義・孔明・孔亮) 【職分】 機密をつかさどる軍師(71) | ||
公孫勝の道術は梁山泊には心強い。敵がいかに強力な道術を使ってきても、羅真人の一番の高弟である公孫勝には敵わない。 しかし、道術の腕はあっても、高廉や喬道清のようにそれを過信して術を濫用するようなことがない。これが公孫勝のいいところだ。道術を使う場面が多いと、話がつまらなくなる。人間よりよっぽど強い神兵を召喚して戦っていれば、武将はいらない。命を張って戦っている武将をばかにするかのようで、道術の濫用はどうも嫌いである。 公孫勝が長く梁山泊にとどまらないことを、宋江はかねてから察知していたようだ。60回、同じく道士の樊瑞が投降してきたとき、宋江は樊瑞に五雷天心の正法を教えるよう公孫勝に頼む。これは公孫勝がいなくなったときの対策のためではなかろうか。しかし結局公孫勝が正法を教えることはなかったようである。宋江が公孫勝に頼み、樊瑞がそれを聞いて喜んだことまでは書いてあるが、公孫勝がそれを承知したとか、その後公孫勝が樊瑞に法を教えた、とは一切書かれていない。 |