宿星 | 天猛星 | 順位 | 7位 |
登場 | 34回 | 入山 | 35回 |
他の呼び名 | |||
出身地 | 山後開州(34) | ||
年齢 | 花栄より年長(35) | ||
家柄 | 代々武官をつとめる家の出(34) | 親族 | 妻(慕容知府により殺害・34) 妻(花栄の妹・35) |
義兄弟 | |||
入山前 | 青州の指揮司、州軍の総管(34) | ||
身長 | 得物 |
・狼牙棒(34) | |
容貌・風貌 | |||
性格・人物像 |
・気が短く怒りっぽいたちで、その声が雷鳴のよう(34) ・性急(34) ・虎将(34) ・気短な男(48・63) ・凛々たる英雄(63) | ||
特技 |
・狼牙棒をつかって万夫不当の勇をふるった(34) | ||
入山後の持場・職分 |
【持場】 山の左の寨(51)(相役:花栄) →忠義堂(60)(相役:宋江・呉用・公孫勝・花栄・呂方・郭盛) →真南の旱寨(71)(相役:索超・欧鵬・[トウ(おおざとに登)]飛) 【職分】 騎兵軍の五虎将(71) | ||
考えてみれば、秦明は相当不幸な人物である。宋江や花栄の討伐に赴いて失敗したのち、二人の姦計にはまって家族を失い、最後は最後で、敵将・方杰との一騎打ちの最中に敵将・杜微の飛刀を投げつけられ、それをよけた隙をつかれて方杰に討たれてしまう。 しかし、秦明を見ていると、そんな不幸の影はみじんも感じさせない。短気で怒りっぽい、武骨一辺倒の好漢だ。魯智深や李逵のような底抜けの明快さとは違う雰囲気だが、過去のことにはこだわらない、至極前向きな姿勢を持っている。 |