聖水将 単廷珪 ――見せ場を得られなかった水攻めの巧手


★表の見方
宿星 地奇星 順位 44位
登場 67回 入山 68回
他の呼び名
出身地
年齢
家柄 親族
義兄弟
入山前 凌州の団練使(民兵の指揮官)(67)
身長 得物 ・弓(67・美文)
・一条の黒桿の槍(67)
容貌・風貌
性格・人物像 ・猛将(67)
・猪突の勇者(118)
特技 ・水攻めの兵法(67)
入山後の持場・職分 【持場】
真西の旱寨(71)(相役:林冲・董平・魏定国)
【職分】
騎兵軍の小彪将兼斥候の頭領(71)
 67回、まだ凌州の団練使であったとき、同僚の魏定国とともに関勝率いる梁山泊軍を破る。しかしその後の戦いで関勝に落馬させられ手をさしのべられると、すすんで投降してしまう。梁山泊に入った関勝を罵倒していたわりに、あまりもあっさり降ったが、何があったのだろう。かねて朝廷のやり方に不満を持っていたのか、関勝の応対に相当感動したのだろうか。
 水攻めが得意というが、一度もその才能は見られなかった。水攻めは火攻め以上に天候条件や地理的条件(川があることなど)が必要不可欠で、また大規模な作戦になるため、使う機会がなかったのだろう。水軍と行動すればまだ水攻めの機会があったかもしれないが、馬軍の頭領として、いつも魏定国と行動していた。


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