宿星 | 地会星 | 順位 | 53位 |
登場 | 41回 | 入山 | 41回 |
他の呼び名 | |||
出身地 | 湖南潭州(41) | ||
年齢 | |||
家柄 | 親族 | ||
義兄弟 | |||
入山前 | 書生だったが科挙に落第(41) →文を捨てて武を取り、黄門山の第二の頭領になる(41) | ||
身長 | 得物 | ||
容貌・風貌 | |||
性格・人物像 | |||
特技 |
・なかなかに謀略がある(41) ・読書算数にあかるく、何万何千という計算でも一分一厘のまちがいもなくやってのける(41) ・槍棒(41) ・兵法にも通じている(41) | ||
入山後の持場・職分 |
【持場】 忠義堂の左のならびの部屋(60)(相役:蕭譲・裴宣・金大堅) →忠義堂の左側(71)(相役:柴進・李応・凌振) 【職分】 倉庫の支出や納入、あれこれの記帳をつかさどる(44) 銭糧の出納を掌る(60) 金銭糧食の出納を会計する(71) | ||
登場した時の紹介では文を捨てて武をとったとあるが、物語に描かれている蒋敬は、純粋に文の人である。梁山泊では、戦闘要員でない頭領(朱貴や時遷、杜興など)が戦争に出て行くことがあるのに、蒋敬は戦場に立ったことがない。 文の人とは言っても、蒋敬が才能を発揮しているのは会計についてのみだ。しかし、何万人の人間を抱える梁山泊の金銭糧秣の出納を一手に担っていたのだから、その技量はなかなかのもの。しかも会計は数字をいじっていれば済む仕事ではなく、将来の見通しを立てたり、人との連絡交渉をすることも必要になる。蒋敬はその点でも優れていたんだろう。 謀略もできたというから、彼の軍略も見てみたかったものだが、残念ながらその機会はなかった。 |