宿星 | 地霊星 | 順位 | 56位 |
登場 | 65回 | 入山 | 65回 |
他の呼び名 | |||
出身地 | 建康府(65) | ||
年齢 | |||
家柄 | 親族 | ||
義兄弟 | |||
入山前 | 建康府の医者(65) | ||
身長 | 得物 | ||
容貌・風貌 | |||
性格・人物像 | |||
特技 |
・代々内科も外科も伝授されて両方ともよく治療したので、建康府のみならず遠方まで名を知られていた(65) | ||
入山後の持場・職分 |
【持場】 正殿の第二段の右のならびの棟(71)(相役:戴宗・燕青・張清・皇甫端) 【職分】 もっぱら内科・外科の疾病の治療にあたる医師(71) | ||
その名が高い医者・安道全だが、登場したとき(65回)はなんとも頼りない先生といった雰囲気だ。気に入りの娼妓にいれあげているところなど、「本当に名医なんだろうか?」と少々不安にすらなったものである。しかし戴宗に連れられて梁山泊に戻り、瀕死の宋江を診たときの安道全は、別人のようにしっかりしていた。以降、安道全は梁山泊にはなくてはならない人物となった。だから、方臘戦で途中からいなくなってしまった(114回)のは本当に痛手であった。彼がいたら、何人の負傷者・病人が助かったことだろう。「ほんの小疾」で安道全を召し出した徽宗が恨めしいが、これもまた天命だったのだろうか。 |