一丈青 扈三娘 ――夫・王英をよく助けた武芸上手の女性


★表の見方
宿星 地急星 順位 59位
登場 48回 入山 50回
他の呼び名
出身地 [ウン(おおざとに軍)] 州独竜岡扈家荘(47)
年齢
家柄 豪族・扈家の娘(47) 親族 父(扈太公)(47)
兄(扈成)
義兄弟
入山前 豪族・扈家の娘(47)
身長 得物
  • 日・月ふたふりの刀(48)
  • 赤い木綿の套策(投げ縄)(64)
  • 鋼刀(69)
  • 容貌・風貌
  • 柳腰(ほっそりとした腰)…天然の美貌海棠の花(48・美文)
  • 猿臂(48)
  • 性格・人物像
  • こざとい女(48)
  • 特技
  • おそろしく武勇のすぐれた娘(47)
  • 日・月ふたふりの剣の使い手(47)
  • 馬にかけても堂に入った乗り手(47)
  • 入山後の持場・職分 【持場】
    裏山に寨を設けて、馬匹の監督(51)(相役:王英)
    →左のほうの陸寨(60)(相役:王英・曹正)
    【職分】
    三軍の内務をつかさどる騎兵軍の頭領(71)
     美貌の持ち主である上、武芸の腕も欧鵬・馬麟に劣らないほどのすごい女性(48回)。それが、背が低くスケベで弱い王英の妻にされてしまうのだからもったいない。扈三娘に関しては、現代の私たちの視点からすれば理解に苦しむ場面がいくつかある。宋江が王英とのかつての約束を果たすため、扈三娘を王英に娶わせることにすると、扈三娘は「宋江の義気のほどに感じ」「(王英・扈三娘の)ふたりはただただ礼をいうばかり」(50回)だったとある。宋江たちの勝手な都合で、前の婚約者・祝彪と比べても劣って見える王英と結婚させられて、そんな態度をとるだろうか。扈三娘には、礼教の中で生きることを強いられた令嬢、といった感じを受ける。
     ちなみに、水滸伝成立以前の作と思われている明初の戯曲の中に「一丈青」という女性が登場するものがある。この劇の一丈青は、王矮虎の妻ということになっている。


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