鉄笛仙 馬麟 ――武芸もなかなかの鉄笛奏者


★表の見方
宿星 地明星 順位 67位
登場 41回 入山 41回
他の呼び名
出身地 南京建康(41)
年齢
家柄 親族
義兄弟
入山前 地まわりの遊び人あがり(41)
→黄門山の第三の頭領(41)
身長 得物 両刀(48)
容貌・風貌 形貌はソウ獰(あらあらしいさま)(41)
性格・人物像
特技 ・鉄笛を吹くのがうまい(41)
・大きな滾刀をつかい、百人あまりを相手にまわしてひけをとらない(41)
・二本の銅刀を使うこと(41)
入山後の持場・職分 【持場】
本寨の八方にわかれて住む(51)(同じ仕事を任された人:呂方・郭盛・孫立・欧鵬・[トウ(おおざとに登)]飛・楊林・白勝)
→前軍の寨(60)(相役:李応・徐寧・魯智深・武松・楊志・施恩)
【職分】
大小の戦船の建造(44。47回、馬麟に替わり孟康がこの職分を任される)
→騎兵軍の小彪将兼斥候の頭領(71)
 馬麟は大滾刀の使い手で、百人を相手にできるというすごい腕前だが、なぜかその腕前ではなく鉄笛の腕前からあだ名を頂戴している。滾刀の腕前のほうが見劣りしてしまうほどの見事な鉄笛奏者だったのだろうか。是非聴いてみたいものである。梁山泊の宴会では、この馬麟の鉄笛に加えて、楽和の歌、燕青の琴がつくのだから豪華な演奏が聞ける。梁山泊の飲んだくれたちも、これには耳を傾けていそうだ。
 戦場で馬麟が大滾刀を使う場面はない(使ったのは両刀)。相当の使い手なのになぜなのだろう。


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