九尾亀 陶宗旺 ――鋤をふるって戦う元百姓


★表の見方
宿星 地理星 順位 75位
登場 41回 入山 41回
他の呼び名
出身地 光州(41)
年齢
家柄 親族
義兄弟
入山前 水呑み百姓(41)
→黄門山の第四の頭領(41)
身長 得物 ・朴刀(42・地)
容貌・風貌
性格・人物像 神亀の九尾に多能を喩う(41・詞)
特技 ・鉄鍬を自在につかう(41)
・なかなか力が強い(41)
・槍も刀もつかえる(41)
・力は猛虎の如し(41・詞)
入山後の持場・職分 【持場】
忠義堂の右のならびの部屋(60)(相役:凌振・孟康・侯健)
【職分】
土木工事を監督(44)
→梁山泊の垣や櫓の築営(51)
→城垣の修築を管る(60)
→梁山泊のすべての城垣の築造を監督(71)
 百姓出身で、それゆえ鉄鍬を自在に操るという設定はおもしろいが、実際に陶宗旺が鉄鍬を武器として使っている場面はない。他に鉄鍬を使う好漢はいないので、鉄鍬の出番がなかったのは残念。
 梁山泊に入ってからは、呉用の「百姓の出ゆえ、土木のことはくわしいと思う」(44回)という理由から土木工事担当の頭領となった。あだ名の「九尾亀」は、陶宗旺の登場時の詞(41回)の内容からすれば多能である例えのようだ。土木担当になったのも、彼の多能さゆえか。


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