打虎将 李忠 ―― 一般人感覚の、親近感がわく好漢


★表の見方
宿星 地僻星 順位 86位
登場 3回 入山 58回
他の呼び名
出身地 濠州定遠(57)
年齢
家柄 代々槍棒をもって世渡りをしてきた家柄(57) 親族
義兄弟
入山前 槍棒を見せ物にする膏薬売り(3)
→桃花山の第一の頭領(5)
身長 得物
  • 長槍(5)
  • 槍(5)
  • 容貌・風貌
  • 尖った頭、蛇のような骨ばった顔(57)
  • いかにもがっしりとした体つきをしている(57)
  • 性格・人物像
  • 冴えん人(3・魯達曰)
  • 気概にとぼしく、料見がみみっちい(5・魯智深看るに)
  • けちなやろう(5・魯智深想うに)
  • 特技 槍棒(57)
    入山後の持場・職分 【持場】
    鴨嘴灘の小寨(60)(相役:周通・鄒淵・鄒潤)
    【職分】
    歩兵軍の将校(71)
     魯智深に、了見がみみっちいだの、冴えないだのと言われ、小物っぽい。しかし李忠は李忠なりにいいところを持っている。桃花山が呼延灼の攻撃にあい(57回)、二竜山に応援を頼もうかと考えたが、周通は桃花村のこと(5回)があるから手を貸してくれないだろうと言う。李忠は「魯智深は生一本の悪気のない男だから大丈夫だろう」と反論し、結局李忠の言葉どおり、二竜山は手を貸してくれた。過去の因縁にこだわらず、相手の性格をよく理解している。長い間世間を渡り歩いているうちに人物鑑定眼が身についたのだろうか。
     李忠はどこか憎めない。親近感が持てる。魯智深や武松のような「好漢」の考え方や行動は、かなりぶっとんでおり、時には反感さえ持ってしまうような行動もとる。李忠はそうではなく、普通の民衆に近い考え方をしているのだ。彼がいるから、渭州や桃花山での魯達(魯智深)の好漢ぶりがあざやかになり、同時に読者が李忠になりかわって、魯智深を身近に感じることができるのだ。


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