子供にモテモテ(?)呉用先生


ひげを引っ張るでないぞ〜

<2004年9月画
 (「ファインドアウト」2004年11月号掲載・オススメ!コーナー)>


 テーマは「一度は教わりたいv先生・師匠」でした。先生と言えば呉用先生(あだ名は智多星・宿星は天機星)!! 正直なところ、この寺子屋先生の教え方が想像できません(笑)!! 裏社会の構造とか教えてそうだよ…。
 絵の中の紹介文に「優しい」と書きましたが、実際どうだったんでしょうね? でもブチ切れたりしないから、態度は穏健な(教えてる内容はヘビーだけど…笑)雰囲気。

 ちなみに水滸伝を知らない方にちらっと紹介しておきますと、絵の中の文に書いてある「財宝強奪計画」というのは、天下の悪大臣・蔡京という男に媚を売るために、梁中書という大都市の知事が何十億円(多分)もの価値の財宝を誕生日にプレゼントしようとしたんですが、呉用たちはそれを「民から吸い上げた金でプレゼントなんて許せん!ならば奪ってやるぜー!」という勢いで作戦を練り、見事輸送中の財宝をがっぽり奪ってしまう、という話なのです。その後ばれちゃって役人に追っかけられるのですがね…(笑)。この強奪の場面の、呉用たちと輸送役人の楊志(あだ名は青面獣・宿星は天暗星)の間の駆け引きがなかなか面白いです。


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