■所要時間 下書き:1時間程度 ペン入れ:20分程度 着色:約8時間 甘呂陸が描きたくなった。で、甘陸が「俺たちって呂蒙のおかげで今ここにいるんだなー」って思いをめぐらせてる場面を描こうと思う。このサイト、しっとりした絵がないしな…(笑)。 最初はバックに呂蒙の影だけ入れようかとも思ってたんだが、入れなくてもいいかと思い、陸遜と甘寧のみを描く。ただし言葉を書き込んで、二人が呂蒙のことを考えてるんだぞ、ということはアピールしておこう。 下書き・ペン入れは問題なし。いつもと同じ。今回はキャラの表情(特に陸遜の)がなかなかうまくいったかな…。 塗りは、絵の具の彩度を上げることを念頭に置いておく。最近自分の塗りが変わったと思うが、その要因の一つが絵の具の彩度だな。すごく明るい。 塗った順は、一日目:二人の肌→陸遜の服の朱色部分→陸遜の服の赤色部分。 二日目は甘寧のバンダナ→甘寧の帯→甘寧の服の緑色部分→サラシ→甘寧の服の金縁部分→鈴→甘寧のズボン(紫色)→鈴のひも(赤+セルリアンブルー+他で出したくすんだ水色)→陸遜の帽子&服の金属・金縁部分(模様除く)→甘寧の頭の羽→甘寧の髪→陸遜の髪→陸遜の服の模様→甘寧の服の模様→甘寧の刺青→陸遜の目→背景。最後に主線を補い、文字を入れる。 いつもどおり、面積の広い部分から色をとって塗っていった。今回気をつけたのは、陸遜と甘寧の塗りに差をつけることかな。手前の陸遜は彩度も色の濃さも高め。奥の甘寧は色を薄めにし、影にも薄い色を入れた。 甘寧に関して言うと、この塗り方によって遠さを表現しようと思って…自分と対象が離れるほど、自分と対象の間の空気の量は多くなり、ものがはっきりと見えなくなる。遠くの山が薄くぼんやりと見えるみたいに。そんな雰囲気を出し、塗りによって遠近感の表現をしてみようと思った。でも、甘寧と陸遜の基本的な塗り方は同じなので、表現しきれてないかな。 逆に陸遜は影を濃くして存在感を出した。特に手前の方の影は、赤の対照色の緑を多く混ぜ込んだ赤を用い、わざとどぎつくした。あ、あと、陸遜の服の模様…初めてちゃんと描いたな(これでも)。いいかげんに描いても、ある程度ちゃんとした模様に見えるのが不思議だ。 あー、やっぱり塗りは難しい…。でも楽しい♪ |