水滸伝のあらすじ



 水滸伝は、北宋の末期、封印された108の魔の星が開放されて下界に転生し、その生まれかわりの108人がさまざまな経緯を経て無法者の砦・梁山泊に集まって天下を騒がせ、最後は滅んでいく物語です。ちなみに梁山泊の泊とは湖や池のことで、湖水にぐるりと囲われた一座の山が彼らの住みか・梁山泊です。

 水滸伝は、内容が大きく二つに分かれます。

 前半は108人の好漢たちが梁山泊に集まるまでの話です。  梁山泊の108人は生まれも育ちも性格もばらばらです。荒っぽい大男から風流な青年、武芸自慢に書道の先生や医者、皇族の列に連なる貴人から鋤鍬をふるう百姓まで、痛快な勧善懲悪や殺人事件などのいくつもの名場面を経て梁山泊に集結します。
 前半部には、荒っぽい軍人が坊主になってしまう話、莫大な財宝を強奪する話、捕り手でありながら罪人となった友を逃がしてやる友情話、人喰い虎と素手で格闘する豪快な話、鋭い考察力と綿密な計画で、謀殺された兄の仇を討つ話、死刑にされかかった仲間を助け出す話など、痛快で面白い逸話が随所にちりばめられています。そんな物語の主人公たちが、すすんで、あるいはやむを得ず、梁山泊に投じます。

 後半部は梁山泊軍が朝廷や外国、反乱軍と戦争する話です。
 108人が揃ったのちは、朝廷が派遣してきた梁山泊討伐軍を何度も撃退して威風を示しますが、首領の宋江はかねてから朝廷に帰順して天子のために働くことを望んでいました。その意向により、梁山泊はついに朝廷に帰順することとなり、以降梁山泊軍は朝廷の手先となって、各地を転戦します。

 長い物語ですが、最後まで読んで後悔しない物語ですので、ぜひ読んでみてください!




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