初めての市内バス




中国は9月が新年度なのでキャリー引いた新学生さんがいっぱい
お昼前に太原駅に到着しました。


■太原駅
ついに太原…古くは晋陽と呼ばれ、様々な事件の舞台になった趙氏の邑に到着…!


…という感動に浸りたいところだったのですが…

黒タクの客引きが凄絶に鬱陶しく(つきまとってくるなよもーー;)、しかも駅前の歩行者信号が壊れてて、無秩序に進んでくる車の間を戦々恐々と縫いながら道路を渡らなくてはいけなかったりで、ホテルに向かうためのタクを拾うまでのわずかの間に、疲ればかりが溜まってしまいました…ホント、何なの太原…っ!!!(涙)

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■兌換
ホテルに着いたら、予想以上のデポジット(保証金)を要求され、人民元が不足する事態に…。
普通、ホテル内で兌換できるものだし、このホテルのフロントにも兌換レートが表示された電光掲示板があるんだから、ここで兌換して…と思ったら、「兌換できません」ってどういうことなんですか!!!

…北京五輪に合わせて、このホテル内でも兌換できるようにしたんだけど、その後外人さんがめっきり来なくなったので、兌換レート板だけ残して、兌換自体はやらなくなったんだそうです…。日本人が来たのも超久々だったんだそうです…。

…ホテルマンの方が近くの銀行まで一緒に行ってくれることになり、かのやさんが彼と一緒に兌換しに行ってくれました。ああ…ホテルの太原人はいい人や…駅前のあれは何だったの…(涙)。。。ちなみにこのホテルマンさん、かのやさんが兌換が終わった後チップを渡そうと思っていたのに、ホテルに着いたら速攻で業務に戻ってしまって、渡す隙もなかったそうです…いい人…。
蛙さんと私の方は、荷物を持って部屋に移動して、お先に一息入れます。エキストラベッドを入れたりするために、しばらく小姐が出入りを繰り返して準備してくれていてましたが…。


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■初めての市内バス
かのやさんが私たちの所持金分まで兌換してきてくださって、これで人民元は大丈夫! とりあえずお昼を食べに外に出て、その足でバスに乗って晋祠公園まで行こう!ということに。晋祠は、晋の祖・唐叔虞とその母・邑姜を祀ったところです。

以下、お昼ご飯以降バスに乗るまでのレポはまんがでお伝えします。写真もあまりないので…;;
※普段人の絵以外は滅多に描かないので酷い有様ですみません;; …その…察してください…(涙)。。。あと、かのやさん代理の士会の耳の横の飾りを描き忘れとかもうホントに…;;

バス停探し
車内で両替という選択肢はないのかよ!!(ないみたいです)
ワンマンだとまず両替は無理くさいです…両替機もなさげだし…。
さっさとキッチリ払えないと乗せても貰えませんでした…これが中国流なのですか…?
既に触れた通り、中国のバスは乗った時に運賃を払うのです〜。

バス停にあった経路表




ちなみに、現地の方はsu○caのようなカードを持っていて、これを料金箱の近くにある機械にタッチして支払いをしてました。
旅行者にその手段は取れないので、お金を崩すしかありません…。



ちなみに右は、バス停にあった経路表。

各路線のバスが通るバス停の名が縷々と挙げてあります。ただし、時刻表はありません。何時何分に、バスがこのバス停に来るのか分からないのですよ(始発と最終の時間しか書いてない)。私が見落としてたのかもなのですが…なかったと思うなぁ…よくそれで大丈夫だよなぁ…。



で、さっきの続き。
やっと乗車…
晋祠って小ぶりの史跡だと思い込んでたので、乗客のほぼ全てが晋祠で降りるなんて思ってなかったのです…。
ちなみに蛙さんが買ってきたのは中国の漫画雑誌(薄いけどフルカラー)その他。<ですよね?<記憶が曖昧
中には「萌三国」という孫策(女子学生化済)主人公の4コマ漫画も…。


ということで、しばらくバスに乗り、晋祠に到着。
途中で汾水に架かる橋を通りましたよ〜知瑤(知伯)はこの水を引いて晋陽を水浸しにし、晋陽に籠る趙無恤を苦しめたんですよね…(by『史記』趙世家)。太原の中央を走る河です。川幅は現在はそれほどでもなかったです…千曲川くらい?




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