山西省芸術博物館




博物館入り口
太原最後の訪問地・山西省芸術博物館へ。


■山西省芸術博物館
中国4日目。今日は長距離バスを使って、太原から大同へ移動します。
昨日は歩き回ってへとへとだったので、今日は移動のみの休養日…の予定だったのですが……それはまた後ほど。

今朝は、ホテルのレストランでバイキングの朝ごはんを食べた後、チェックアウトする前に近場の見どころへ。歩いて10分かからないくらいの近いところに、山西省芸術博物館というところがあるので、そこに行きます。

山西省芸術博物館というのは…ええと……
明代に建てられた純陽宮という建物の中に、いろいろなものが展示されてます。このへんから発掘されたものとか、仏像・道教神の像といった歴史的なものから、近現代の作家の書とか絵とか「芸術博物館」らしいものまで。

まずチケットを買って(10元<たぶん蛙さんに持ってもらってます)中に入ると、立派な門が。

博物館入り口
額にある「呂天仙」というのは、八仙の一人・呂洞賓…らしいです(伝聞)。
純陽宮というのがそもそも呂洞賓を祀ったとこ?みたいです。

門の手前右手にはこんな壁が。


こういう石の壁をよく見かけるけど…
ただの石の壁かと思ったのですが、上につながる階段があるので上ってみます。
この石壁の上にあったのは…


地元のおばあさんが参拝してらっしゃいました
暗くて見えづらいですが…偃月刀はよく見えますね。関帝像です。
山西省といえば関羽の出身地ですので、信仰も他の地方より厚いんでしょうね…
博物館内には、「山西省関公文化研究会」という額のかかった部屋もありました。


門扉もついてます
この奥が純陽宮&博物館です〜
造りも美しいです…


一階から
建物は二階建てで、二階には渡り廊下も



二階から
二階の部分が渡り廊下で繋がってます。造りが複雑でちょっと迷ったりも。
基本二階建てですが、三階建て構造の建物もありました。階段の傾斜が凄まじかったですが(>_<)
正面や左手下に見える入り口から入れる部屋にいろいろ展示してあります。


あまりゆっくりもしていられず、近現代の作品は見ずに切り上げてきました。
でも、1時間くらいかけて、展示物や風景を楽しめました。


     *     *     *


■さらば太原…
ホテルをチェックアウトしてデポジットも戻ってきて、金欠問題はとりあえず落着。大同に向かうべく、バスターミナルへ移動します。バスのチケットは、太原に着いたその日、晋祠観光後に購入済みです。
バスに乗りこむと、なんだか席が指定席のようで、切符に書かれている座席に座りました。最前列でした。
次のページでは、最前列であったことを利して撮った、太原―大同間の風景の写真を載せたいと思います〜。

…いよいよ太原を離れるのか…と思うと、やはり寂しいものが…。到着した時は「もう何やねん;」だった太原でしたが…。目の前に再び太原駅が現れたので、少々名残惜しんで見送ります。

……………。

…………が、駅前の渋滞が酷くて、太原駅前で10分ほど嵌っていた気が…。。。も、もう…!
あまりに暇だったので駅前の写真なんぞを撮ってみます。


もうフリーダム過ぎる太原の車;
だいぶカオスです…




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