凌甘呂陸祭お題絵作画過程のぼやき



作画中のメモです。
自分用に残すメモなので、読む方に非常に不親切な書き方になっています。


 とにかくシックな色を取りたかった。デジタルの色の取り方が下手なのでどうしたものかと悩んだ挙句、苦し紛れに、ベージュっぽい色のレイヤーを一枚作って敷いた。下の左側の状態で着色をしてた。おかげでシックな色をとれたと思う(私としては)。下の右側の、背景が白のものを見てみると、彩度がかなり落ちていることが分かる。
この状態で着色 背景の色レイヤーを取ってみる

 でも最後に、下に敷いたレイヤーの色をそのまま背景色に使ったため(面倒くさがり…)、色レイヤーを敷いて着色することに意味があったのかなかったのかちょっと微妙に…。
 でも、普段と違う色を取れたのは確かなので、意味はあったのかも、と思う。



 あと、この一枚について多くは語らない…と言いましたが、ここでちょっとだけ語らせてくだされ…。
 お分かりかと思いますが、呂蒙殿没後絵です。多分今後はこんなシリアスは描かないと思います…。切なさと決意の入り混じった陸遜の表情とポーズに四苦八苦しました。
 甘寧は、自分の感情を隠さずにさらけ出すタイプだと思うので、思いっきり泣かせました。凌統は逆に感情を隠そうとするタイプだと思うので、ちょっと強がって甘寧を慰めてみたり。でもやっぱり隠し切れなくて、甘寧の泣き顔を正視できずに、視線を落としてがんばってこらえてる。
 虎顎はいわば呂蒙殿そのものなので、存在感を失わぬように描き込みました。
 甘寧の腰の位置が高いとか、虎顎がやたら短いとか突っ込みどころは満載ですが、雰囲気は出せたと思ってます。

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