水滸戯入門



水滸戯とは、元・明のときに作られた宋江たちが主人公の雑劇です。現代に伝わっている水滸戯は10種類程度だそうな。

ちょっと前から興味を持っていて、かねがね内容を知りたいなあと思っていましたが、最近になって少し読み始めました。「読み始めた」とは言っても、現代中国語も漢文もたいしたことがない人間が、なんとなく漢字を追いかけているだけなので、どれだけ正確に内容を把握できているかはまったく分かりません(←おい)。私が入門者なので、「水滸戯入門」なんです。

ここではその水滸戯の内容を紹介していきたいと思っています。ただ、上記のとおり内容の信用度はものすごく低いので、「へえ〜、そんなかんじなのか」程度に受け取っておいてください。もし「これは全然違うぞ!」という箇所がありましたら、どうぞご教示ください。ちなみに底本には、傅惜華等編『水滸戯曲集』(上海古籍出版社、1985)を使っています。


●水滸戯ってどんなもの?(本当に簡単な紹介)
   +雑劇用語めも(おまけ)
■黒旋風双献功 …李逵が孫孔目を助け淫婦姦夫をやっつける
■同楽院燕青博魚 …下山した燕青がトラブルを引き起こす(笑)
■梁山泊李逵負荊 …宋江・魯智深を名乗る男が女性を誘拐! これを聞いた李逵は…
■大婦小妻還牢末 …東平府の孔目が李逵を助けたために危難に遭って…
■争報恩三虎下山 …恩人の女性を助けるべく、関勝・徐寧・花栄が奮闘!
■魯智深喜賞黄花峪 …「妻がさらわれた!」と、一人の書生が梁山泊に駆け込んできて…



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